晩生品種のお話
こんにちは、斐太まろんです🐿
雨の天気が続いています。気温も急に冷え込むようになったので、体調を崩された方も多いのではないでしょうか?体調管理にお気を付けくださいね💦
さて、弊社の稲刈りは順調に進んでおり、コシヒカリの刈り取りも無事終了しました!
続々と新米が事務所に届いています。(写真はこしいぶきです。)
新米の味が楽しみですね~🍚🍙
コシヒカリの刈り取りは終了しましたが、コシヒカリよりも遅く実る「晩生品種」の刈り取りがまだ残っています。
弊社で栽培しているのは、“新之助” と “みずほの輝き” の2品種です。
今日はこの晩生品種の紹介を軽~くしまして、お米の紹介シリーズを終了したいと思います。
まずは “新之助” 🌾
新潟県にお住まいの方なら、テレビで頻繁に紹介されていてご存知だと思います。
県外にお住まいの方でも、百貨店等で赤と白のおしゃれな袋のお米を目にしたことがあるかもしれません。
新之助は、新潟県がコシヒカリに次ぐ高級品種として開発し、昨年から販売を始めた新しいお米です。
高い評価を受けている新品種と比較した味覚センサーによる検査では、すべての項目で平均値を上回り、特にコクと甘み、味の厚みに特徴があります。
さらに冷めても硬くなりにくいので、冷やご飯でも美味しくいただけるほか、長期貯蔵を行っても品質が低下しにくいので、古くなったお米にありがちな美味しくなさが少ないとのこと。私も以前おにぎりをいただいたことがあるのですが、冷めても甘みが強くてとても美味しかったです😋
しかも、将来的な温暖化を見越して、猛暑が続くような天候でも育つように開発されているとか。
新潟県が力を入れて開発しただけあって、本当に良いとこ取りの品種です。
気になるお値段は魚沼産コシヒカリとほぼ同額・・・とのことなので、ちょっと手が出しにくいかもしれませんが、なんと新之助のパックごはんが販売されているそうです。まずはこちらからチャレンジしてみるとよいかもしれませんね。
そして “みずほの輝き” 🌾
立派な名前を持つお米ですが、こちらは以前紹介した“つきあかり”と同様に、お隣上越市にある中央農業研究センターで開発された、外食・昼食向けの業務用米で、上越地域では広く栽培されています。
新之助と同様に、冷めても美味しいという特徴があるので、コンビニで売られているようなお弁当やおにぎりにちょうどよいですね。
大粒でつややかな外見はまさに名前の通り。以前上越市内のスーパーで販売しているのを見たことがあるので、運が良いと一般の方でも購入できるかもしれません。お見かけしましたら是非召し上がってみてください。
そしてつきあかりと同じように、外食やお惣菜・お弁当でご飯を召し上がった時に、上記の特徴を感じられたらみずほの輝きかも?と思っていただけると嬉しいです!
弊社で栽培しているお米だけでも、いろいろな種類があることをご理解いただけましたか?
皆様にはいつも召し上がっているご贔屓のお米があるかとは思いますが、新米の並ぶ季節、是非少量でもお手に取って、食べ比べをしていただけたら・・・と思います(*^^*)
【参考リンク】
- コメどころ・新潟が執念で作った「次世代米」(日経ビジネスオンライン)
- 「お米を選ぶプロのための 全国お米のこだわり銘柄辞典」(日本食糧新聞社)
- 「『産地で選ぶ』『銘柄にこだわる』プロのための コメの注目ブランドガイドブック」(日本食糧新聞社)