初春の令月にして 気淑く風和らぐ

4月1日、新年度が始まるこの日に、来月1日の新天皇即位によって改元となる新元号 ”令和“ が発表されました。

令和の由来は万葉集の一節で、

初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。<span class="su-quote-cite"><a href="http://manyou.plabot.michikusa.jp/manyousyu5_815jyo.html" target="_blank">「梅花の歌三十二首并せて序」『万葉集』</a></span>

この序文のうち、令月の 令 和らぎの 和 からとられたとのことです。この文章は、

時は初春の令月(※すなわち、何事を始めるにも良き月)、空気は美しく(※あるいは、瑞祥の気配に満ち)、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉で装うように花咲き、蘭は身を飾る衣ころもに纏う香のように薫らせる。<span class="su-quote-cite"><a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A4%E5%92%8C" target="_blank">「令和」『Wikipedia』</a></span>

という意味で、当時の歌人である大伴旅人を中心とした人々が、正月に仲間を館に招いての歌会で前置きとした文章の一部で、”梅を愛でながら旅人が宴を楽しんでいる心情“ を詠んだものだそうです。

新元号発表後、安倍首相は談話にて、令和という元号には「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている。(中略)厳しい寒さのあとに、春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いが込められている」と発言しました。

令和が始まるのは5月からですが、まだ冬の寒さが残り、これから本格的に暖かくなっていくこの時期の発表にふさわしい由来の元号になったと感じます。

 

【引用元】


入社式の様子

さて、新年度が始まる今日、米ファーム斐太の入社式を行いました。今年は1名、地元妙高市から新卒で入社となりました。

慣れない仕事や作業で四苦八苦することも多いかもしれませんが、社員が皆集まって助け合い、斐太地区の農業と自然の継承・発展にという目標に向かって邁進していきたいと思います。

新元号に込められた願いのように、大きな花を咲かせるように尽力してまいります。

今後とも、ご愛顧のほどお願い申し上げます。

初春の令月にして 気淑く風和らぐ” に対して2件のコメントがあります。

  1. つっちゃ より:

    新入社員のお迎え!おめでとうございます。
    新元号と合わせてナイスなお言葉^_^
    センスあるぅ
    これからも、楽しみにしていますね^_^

    1. 斐太まろん より:

      新年度、新元号発表と、新しい年度の幕開けにふさわしい日になったと思います(*^_^*)
      令和、明るく朗らかで良い元号ですよね♪
      新人さんの成長を助け、見守っていく1年にしていきたいです(^^)

コメント