大豆を育てる二作業
こんにちは、斐太まろんです🐿
米ファーム斐太では現在、稲と並行して大豆の栽培も進めています👨🌾
先日は中耕・培土の作業を行いました。
「・」で区切っているとおり、中耕と培土は別々の作業ですが、行う時期がほぼ同じなので、一緒に呼ばれることが多い作業です。
中耕は大豆が生育している期間中に大豆の株の間(条間)を耕す作業で、土を耕すことで雑草を除草し、また土壌が柔らかくなるので風通しがよくなり、肥料も吸収されやすくなります。
培土は土を大豆の根元にかけることで、倒れることを防ぎ、土壌を柔らかくすることで通気性を良くし、除草も行うことができます。
この似たような効果が期待できる2つの作業をほぼ同時に行うことで、大豆のさらなる生育を促すことができます。
いずれも薬剤を使わずに除草でき、収量を増やすことができるので、大豆にも環境にもやさしい、大事な作業です。
米ファーム斐太ではコンバインを使用して大豆を刈り取るので、コンバインが入るのに適した高さまで土を盛ります。
「土を砕いて柔らかくし、大豆の根元に土を寄せる」と字面では簡単そうですが、大豆が根腐れせずによく育ち、また人が作業しやすいように調整するというのはなかなか難しい作業です。
曇天が続き蒸し暑い中、なんとか作業を進めています💦
【参考URL】
- 「大豆のコンバイン収穫マニュアル 3中耕・培土」(農林水産省)
- 中耕とは(コトバンク)
夏にはビールに枝豆が欲しくなりますが、収穫するのは「大豆」!
緑色の豆が実っても、収穫はガマン、ガマンです(;^_^A
収穫のサインが出るまでは丁寧に育てていきます。