コシヒカリの軽めなお話

こんにちは、斐太まろんです🐿

昨日までの天気とはうってかわって、爽やかな青空が広がる天気となりました☀
ようやく落ち着いて稲刈りができますね(*^▽^*)

 

新潟県イメージ
さて、今日は “コシヒカリ” について軽~くお話させていただきます。

 

皆様ご存知のコシヒカリです。新潟県内での品種別作付割合では7割以上がコシヒカリ(※平成28年度産データ)。

県内でも岩船(現村上市・旧山北町の地域)・魚沼・佐渡で栽培・収穫されたものはブランド化されていますが、上越地区のコシヒカリも平成25年産以降、食味ランキングは特Aをキープしているくらい美味しいものになっています。

 

そのコシヒカリですが、いもち病等の病気にかかりやすいという欠点があります。

いもち病は古くからイネに発生する病気として恐れられています。いもち病に感染したお米は壊死してしまうので、収穫量が減り、食味も落ちてしまいます。

このため、今まで農薬を散布していもち病の発生を防いできましたが、新潟県では平成17年産のものから、いもち病に強い耐性を持つコシヒカリの栽培を始め、農薬の使用量を減しています。現在では新潟県で栽培されているコシヒカリ全てが、耐いもち病品種のものになっています。
(遺伝子組み換えではありませんので心配ありません!)

農薬の使用量が減ることで環境にも、生産者・消費者にもやさしいお米になりました🍚

 

しかも、このコシヒカリはDNA検査で新潟県で栽培されたものかどうかがわかるようになっているので、産地偽装が行われても調べれば真偽がわかります🔎一時期、お米の産地偽装が社会問題になりましたからね(-_-;)

 

新潟県産コシヒカリの新米を見かけたり召し上がったりしたときに、こんなことも思い出していただけると嬉しいです(^^)

 

【参考文献】

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